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2007年09月19日

新規ビジネス

新規ビジネス

Tシャツや下着洗います:米国発ビジネスが都内に

洗う、干す、たたむ。そんな面倒から解放します。下着やTシャツなどクリーニング店には頼みにくい日用的な衣類の洗濯を代行する会社が登場した。狙いは都市部の忙しい人たちだ。「家事も外注する時代」と代行会社。米国発のビジネスは日本でも定着するのか。

東京・阿佐谷。JRの駅へ続く通りに洗濯代行サービス「デリウォッシュ」がある。今春、開店した。12坪の店内で洗濯機と乾燥機計8台が回っている。

午後8時過ぎ。スーツ姿の男性(23)が仕事帰りに立ち寄った。1600円を支払い、Tシャツやポロシャツ、下着でいっぱいの袋を預けた。

損保会社で働き始めて2年目の一人暮らしだ。「土日にゆっくりできるなら、安いもの」。共働きで苦労した実家の母に「便利な時代になったものね」とうらやまれる。

容量7~8キロ、Tシャツなら50枚は入る専用の袋を使う。ビジネスマンが利用しやすいよう、営業時間は午後11時まで。朝が早い通勤途中でも、ボックスに預けておけば、帰りに受け取れる。

続いて来店した会社員の男性(33)は受け取り目的だった。関西から単身赴任中という。「乾燥とたたむのが面倒で」と話す。IT会社に勤める男性(28)は「週末を釣りとか趣味に使える。重宝してます」。

「仕事で忙しく、給料を結構もらっている人が典型的なターゲット。そういう人に利用して欲しかった」と広川哲也社長(32)は話す。

5年前、国民生活白書が「夫1人が働き、専業主婦と子供2人」という「標準世帯」を見直したことに刺激を受けた。共働きや一人暮らしの増加というライフスタイルの変化に合う新しいビジネスを模索し始めた。スーパーや弁当屋で買う総菜が食卓で一般化し、使いやすい家政婦サービスも出てきた。外注が進む家事の「最後の聖域が洗濯」と考えたという。

洗濯代行の先駆けをうたうのは、「ウォッシュ&フォールド」(東京都渋谷区)だ。

山崎美香社長(38)は元々、カフェの経営者。米ニューヨークに2週間の予定で視察にいった時、コインランドリーを使って驚いた。スペイン系の女性が、料金を払えば「代わりに洗ってたたんでおく」と持ちかけてきた。米国ではよく目にするサービスと知り、日本に持ち込もうと思い立った。新規のカフェ用に押さえていた店舗の目的を変更、2年前の春、開店した。「お洗濯から解放される新習慣」をキャッチコピーに据えた。

集荷・配達を中心に広げてきた。1台1日40軒前後。軽ワゴン2台で都内を深夜まで回る。中には、東京ミッドタウンの住居棟の利用者も。ドライバーもこなす店長の細矢綾子さん(24)は「ハイクラスなお客さんもけっこういます」。

東京都港区で会社を経営する吉村美由紀さん(38)宅は家政婦を雇うが、洗濯物だけ外注している。小さな子どもが2人いる。「毎日12時間以上働く。家のことまでやり始めると子供にきつくあたってしまう気がする」と話す。「気持ちの余裕を買ってるんです」

ウォッシュ&フォールドの売り上げは月500万円ほどだが、始めた当初の5倍に。今後はフランチャイズ展開を計画しており、7月に希望者への説明会を初めて開いた。

デリウォッシュでも今秋にフランチャイズが大阪と都内に開店予定。その後も月数店舗のペースで広げていくという。

下着まで洗濯して貰うのにお金を払う時代になってきたとは驚きです。
皆さんの周りにユニークなサービスはありますか?



Posted by ニコニコ麻呂  at 09:40 │Comments(0)

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