2007年12月03日
ヒト型ロボット
高齢者支援の巧みなロボ:早大が開発
人間との協調作業ができ安全に介護もできるヒト型ロボットを早稲田大の菅野重樹教授(知能機械学)らが開発し公開した。
全身の圧力センサーとバネの入った柔軟な関節、シリコンなどの素材による衝撃吸収機能を持ち、接触にもスムーズに対応。
四つの指を持つ手で、ストローを持ち直す繊細な動きも実現した。
ロボットは「TWENDY-ONE(トゥウェンディ・ワン)」と名付けられ、高さ約147センチ、重さ111キロ。複数の企業と連携し、数億円以上をかけ7年間で開発した。
画像や音声を認識、足元の超音波センサーで障害物も察知し、車輪で全方向に移動する。
前腕は最大34キロ程度まで人間を支えることが可能で机の上にひじを置き、手先を使った精密な組み立て作業もできるという。
デモンストレーションでは、1人暮らしの高齢者が起床して朝食を準備するまでを想定して支援。
高齢者役の学生と言葉を交わしながらベッドから車椅子に移る人を両手で支える、冷蔵庫からケチャップを取ってくる、トーストを皿に載せ盆をテーブルに運ぶなどの一連の動作を、滑らかな動きで披露した。
一体1000万~2000万円程度で、2015年までの実用化を目指すという。
写真は、指先を器用に動かしパンをトースターから取り出す人間共存ロボット「TWENDY-ONE」。
人間の代わりをロボットがする時代が近づいてきていますが、皆さんはどんなロボットならあった方が良いと思いますか?
Posted by ニコニコ麻呂
at 09:56
│Comments(1)
この記事へのコメント
コメントさせていただきます。ロボットが介護なんで、凄い近未来な話ですね。介護用品や介護ベッドなどには頼ってはいても、介護者がロボットだと、要介護者はどう思うのでしょうね。なんか、やっぱり人と触れ合いたくなりそうです。
Posted by ぷんぷん at 2008年11月13日 15:38
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